SON・富山の用語集

 この用語集は、SONの公式の解釈を基に、SON富山での活動に即した形で説明してあります。ここに掲載されていないものはSONのHPを参照してください。

A〜Z           




A〜Z
   


あ行
 
■アスリート
 SOでは、「障害者」とか「障害児」などという呼び方をしません。SOのスポーツ活動に参加する知的発達障害のある人は「アスリート」と呼ばれます。知的発達障害のある6歳以上の人ならば、誰でもアスリートとして参加できます。ただし、競技会への参加は8歳以上からになります。
■(アスリート)生活情報&医療情報票
 メディカルチェックの一書式で、アスリートの身辺自立や既往症、行動の特徴や体質、アレルギーや常用薬などについて申告するものです。個人情報は医療安全委員会で厳重に管理されています。プログラムに際してコーチが最低限知っておかなければならない行動の特徴や体質については、ヘッドコーチだけに限定的に連絡されます。
■アスリートメッセンジャー
 スポーツプログラムに参加するだけではなく、アスリート自身がSOのスポークスマンとなって地域社会にメッセージを発信する活動を行うことです。


■アスリート理解

 コーチクリニックで講を受ける講義の一つです。知的発達障害に関する基本的な理解や適切なサポートについて学びます。SOの活動で初めて障害者に関わりをもとうとする人たちの不安を取り除き、アスリートと自然に打ち解けるにはどうすればよいかなどが説明されます。


■アスリート・リーダーシップ・プログラム(ALPs)

 SOで競技をしているとき、又は競技から離れたときにおいても、SOに参加し可能性を広げたいと思っているアスリートをサポートするプログラムのことです。


■医療・安全対策委員会

 アスリートの体調管理やメディカルチェック、保険関係を扱う運営委員会の中の一つの委員会です。


■医療同意書

 メディカルチェックの一書式で、アスリートがSO活動において、保護者あるいは親権者等が不在の状況で不測の事態(救急蘇生処置あるいは緊急手術や輸血等の必要性)が生じたときに、主催者であるSON・富山が誠意をもって連絡を取ろうとしたにも関わらず保護者あるいは親権者等との連絡が取れない場合、医療的な対応の基本方針をSON・富山の判断に委ねることに同意していただくものです。
■お試しプログラム
 正規のプログラム以外のタイミングで、実際のトレーニングの様子などを公開するイベント。SON・富山では、毎年秋に開催するSOデーというイベントの中で行われます。


■オネスト・エフォート

 決勝の記録または得点が予選よりも15%以上良いと失格になることがあるというルールです。これは、ディビジョニングをより公正なものとするために設けられています。
 


か行
■会員
 SON・富山では、会員とは基本的に会員登録申請を提出した方を言います。


■会員登録

 会員の種別には、<正会員><賛助会員><登録会員>の3つがあります。SON・富山では、アスリートは基本的には<登録会員としています。ただし、本人が正会員となろうとすることを拒みません。ファミリーには<正会員>をお願いしています。


■記録会

 SON・富山でも8回のトレーニングが終われば競技会を開催していますが、プログラムそのものの成熟度や諸事情により競技会に代えて「記録会」を開催することもあります。記録会は、簡易的に記録のみを競うか、あるいは計測のみを行うものとして整理されています。修了者には終了証も出されます。
■競技会
 SOでは、スポーツプログラムの8回のトレーニングが終わった後にトレーニングの成果を発表する競技会を開催することになっています。競技会は、基本的に開閉会式・宣誓・SO旗入場・表彰など一定の次第に沿って進められます。
 複数の競技種目で開催される「大会」とは区別して、一つの競技種目だけで開催されるものを、「競技会」と呼びます。


■コーチ

 アスリートとプログラム活動等を行う人たちを、「コーチ」と呼び、SOの活動において欠かせない役割の一つです。アスリートと一緒に汗を流し、スポーツマンに必要なスポーツの技能と競う精神を伝えるのがコーチの大切な役割です。


■コーチクリニック(CC)

 コーチクリニックは、スポーツプログラムで活動するコーチを育成するための研修会のことですが、必須ではありません。プログラムを行うにあたって全てのコーチがSOの活動の目的や独自性、SOのルールを正しく理解して、共通認識の下でアスリートのサポートができるようにすることがCCの目的とされています。 
 CCは、ゼネラルオリエンテーション(GO)、アスリート理解、スポーツ競技の講義と実技の4つのカリキュラムで構成されます。
 


さ行
■参加資格
 トレーニングに参加できるアスリートは、6歳以上の知的発達障害のある人です。ただし、競技会には8歳以上でなければ参加できません。


■賛助金

 入会金や会費を徴収しないSOの活動の重要な原資となるものです。


■(プログラム)参加料

 SON・富山では、プログラムを実施するために必要な経費について参加者から事前に参加料として徴収することがあります。額は年度やプログラムによって異なります。主な使途は、会場の借り上げ料、コーチのリフト代や靴代などです。参加料にコーチの人件費などが含まれることはありません。


■診察記録

 メディカルチェックの一書式で、アスリートの障害等について保護者が医師に説明したうえで、医師が記載するものです。血圧や視力などを医師が診断し、診察した医師が必要と判断した場合は胸部X線撮影などを求められる場合があります。


■スペシャルオリンピックス(SO)

 知的発達障害のある人たちに、日常的なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。


■スペシャルオリンピックス日本(SON)

 日本におけるあらゆるSOの活動を管理する団体です。


■スポーツトレーナー

 SOの認定コーチで、当該競技の実績や関連資格、または相当の実働経験を有する者で、ローカルトレーナーまたは各地区スポーツプログラム委員長より推薦され、SONスポーツプログラム委員会において認定されてSONスポーツプログラム委員長が委嘱した者を言います。


■スポーツプログラム(SP)

 スポーツプログラム(SP)は、SOの活動の中心的なもので、日常的なスポーツ活動としてのトレーニングとその成果の発表の場である競技会を合わせたものを言います。
 SPは夏季プログラムと冬季プログラムがあり、共に1シーズンに8回(1回は原則2時間)のトレーニングと競技会がセットになっています。


■ゼネラルオリエンテーション(GO)

 SOの目的、概念、歴史、組織、 参加資格、SOのスポーツルール、SOの独自性、競技会などについて学ぶ講義のことです。GOはコーチクリニックの中でも説明されますし、SON・富山では、毎年1〜2回、CCとは別に開催されます。ファミリーも年に1回はこのGOを学びます。


■全員表彰

 オリンピックの精神と同じで、競技成績の如何に関わらず全てのアスリートが賞賛され、表彰されるというものです。各ディビジョン毎に全員が表彰台に上がって1位〜3位には金銀銅メダルが、4位以下にはリボンが贈られます。失格となったアスリートにも参加賞のリボンが贈られます。
 


た行
■地区組織
 各都道府県でSOのプログラムの管理・運営を行う組織です。SO日本が都道府県単位で地区組織を認定します。


■ディビジョニング

 日頃のトレーニングでのレベルを基に、競技会で可能な限り同程度の競技能力のアスリートが競技できるように性別、年齢、競技能力などによって行うグループ分けのことです。


■トレーニング

 水泳や陸上競技、アルペンスキーなど、様々な種目毎に場所を決めて定期的に練習することをSOでは「トレーニング」と呼んでいます。8回で1セットとなるトレーニングは1日1回原則2時間で行われます。トレーニングの後に開催される競技会には、トレーニングで一定の割合以上の出席がないと参加できないことになっています。
 SON・富山では、アルペンスキーは1日に午前2時間と午後2時間として、1日間で2回のトレーニングとして扱っています。
 


な行
■ナショナルゲーム
 いわゆる全国大会のことで、正式に表記するときは「ナショナルゲーム」とします。


■入会金

 SON・富山の運営費用の大部分はSOの活動に賛同してくださる企業や個人の方々からの寄付と賛助によって賄われています。SON・富山では、実費としてのプログラム参加費をお願いすることはありますが、スポーツクラブのような年会費や入会金の制度設けないことで進めてきました。しかし、SONの指導を得て、2013年から、正会員には、入会金及び年会費を設定していますので、よろしくお願いします。


■認定コーチ

 地区組織の登録会員であって、コーチクリニックを受講し、受講した競技種目で10時間(5回)以上のトレーニングの実働経験があり、地区組織からの申請によってSONが認定したコーチのことを言います。
 


は行
■賠償保険
 アスリートがSOの活動中に引き起こす物損や傷害に対して補償を担保するためのものです。SOに参加するアスリートは、プログラムが始まる前に、地区組織が指定する賠償保険に加入しておく必要があります。SON・富山では、2008年度夏季プログラムから全てのアスリートがスポーツ安全保険に加入することになります。
スポーツ安全保険について
■プログラム
 スポーツプログラムのことを言います。


■プログラム説明会

 そのプログラムの予定や進め方の詳細を説明するもので、継続的に活動しているアスリート(ファミリー)にも、細かい部分で前年度と対応方法が変更になっている事柄についての説明を受けます。


■ファミリー(F)

 SOでは、「アスリート」の家族を「ファミリー」と呼んでいます。SOではファミリーも様々な形で活動に参加します。
■ファミリー委員
 SON・富山では、各プログラム毎にマネージャーとファミリー委員を置いています。ファミリー委員は、マネージャーが主にプログラム関係をサポートすることに対して、プログラム活動以外のイベントや庶務を担当します。


■ファミリー委員会

 運営委員会の中の一つで、運営委員会での決定事項をファミリーに伝えたり、ファミリーからの各種の要望や提案事項を運営委員会に諮る役割をもちます。


■ファミリー全体会

 SON・富山で、ファミリー委員会が開催して年に2〜3回開催される会議です。各種の詳しい説明やファミリーが企画するイベントなどを扱います、


■フロアホッケー(FH)

 SOで考案された、体育館等のフロアで行うアイスホッケー形式の競技です。
 日本フロアホッケー連盟


■ヘッドコーチ(HC)

 プログラムの管理全般の責任者で、他のプログラムとの日程調整や競技会や大会に出場するアスリートの審査も行います。


■ヘルシーアスリートプログラム(HAP)

 アスリートの健康を維持・増進し競技会などで実力を最大限に発揮できるよう健診を行い、アスリート本人やコーチ、ファミリーに結果を伝えて、健康に対する意識や知識の啓蒙を行うことで生活の質の向上を目指すプログラムのことです。
 


ま行
■マネージャー(M)
 SON・富山では、各プログラム毎にマネージャーを決めてヘッドコーチを補佐しています。マネージャーはまた、プログラムの進行をサポートしたりアスリートやファミリーへの連絡、出欠管理、プログラム結果の管理などを行っています。
 マネージャーはできるだけたくさんのファミリーにSOのことを理解していただくため、プログラム毎に持ち回りを基本としています。


■メディカルチェック(MC)

 アスリートの健康管理票のことで、アスリート又はファミリーがアスリートの健康状態や行動の特徴を記載するものです。プログラムではMCの内容を基にコーチがアスリートの特徴を理解して対応します。MCには、医師の診察が必要な項目も含まれます。
 MCには、<アスリート医療情報&生活情報票><診察記録><医療同意書><トレーニング当日健康調査票><合宿前健康調査票><大会前健康調査票>があります。これらの中、医療同意書は、最初にSOの活動に参加する前に提出する必要があります。
  • <アスリート医療&生活情報票>は毎年、夏季プログラムの開始前に提出します。(冬季プログラムから初めて参加する人はそのその前に提出します)
  • <診察記録>は、(心臓疾患などを除く*1)18歳以上のアスリートは3年ごとに夏季プログラムの開始前に、それ以外のアスリートは毎年夏季プログラムの開始前に提出します。(冬季プログラムから初めて参加する人はそのその前に提出します)


*1:心臓疾患、肝臓疾患、てんかん発作、喘息発作、ダウン症児者で環軸椎亜脱臼の既往症のある人は18歳以上であっても毎年提出しなければなりません。

  • <トレーニング当日健康調査票>は、トレーニングに参加する毎回、当日のアスリートの体調を記載してヘッドコーチに渡すものです。
  • <合宿前健康調査票><大会前健康調査票>は、合宿や大会に出場するアスリートが事前に提出するものです。
  • SON・富山では、<アスリート医療&生活情報票><診察記録><医療同意書>の3つを事前に提出しなければ、プログラムに参加することはできません。
 

や行
■ユニファイドスポーツ
 アスリートと健常者(この場合、パートナーと呼ぶ)が、トレーニングや競技会にチーム(個人競技の場合は2人1組)として参加する競技形態のことです。アスリートとパートナーは同じくらいの年齢と同程度の競技能力でチーム(組)を構成します。

  


ら行
■ローカルトレーナー
 認定コーチの上位の資格で、各ブロック・地区組織で開催されるコーチクリニックのゼネラルオリエンテーション・アスリート理解・各競技の講義・実技講習の講師を担当します。スポーツプログラムでは、アスリートの指導をしながらコーチの養成も行います。認定コーチであってローカルトレーナーセミナーを受講し、コーチクリニックにおいて3回以上のトレーナー実績を有したコーチが認定されます。


わ行
■ワールドゲーム
 いわゆる世界大会のことです。