サッカークラブの支援を受けることになりました

昨年5月、SON・富山はbjリーグ・富山グラウジーズと相互支援協定を結びました。その後、富山GRの選手やマネージャーがバスケットボールプログラムやトーチランなどのイベントに協力してくださっています。

今年は、サッカー競技でも私たちの力強い味方が現れました。富山市で活動している中学生年代のサッカークラブ“FCひがし”さんです。柳沢敦、中島裕希、西野泰正などJリーガーを多数輩出している名門のクラブですよ。

3月27日、SON・富山事務局に“FCひがし”の中川代表が訪れ、サッカープログラムの井川ヘッドコーチ、鋪田SON・富山監事、吉田同事務局長で、提携に向けた協議が開催されました。

井川HCは、富山で若い世代のサッカー選手を育てている“ジョカトーレ高岡”の監督です。“FCひがし”の中川代表とは、おなじく青少年を指導・育成する者同士として以前から交流があったのです。

“FCひがし”は、これまでも車いすサッカーチームとの交流の実績がある、地域での社会貢献を目指す団体です。今年の1月には、NPO法人化する設立総会も開催し、今後、どんどん社会貢献の活動を広げていこうとしています。

まずは、6月7日からスタートするSON・富山のサッカープログラムに中学生のクラブ員が参加して、アスリートたちのスポーツ活動を支援する予定。アスリートとのマンツーマンでの技術指導を目指します。


スペシャルオリンピックスの使命の一つは、知的発達障害のある人たちにさまざまなスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を提供することです。また同時に、参加するアスリートが地域の人々と感動や友情を分かち合う機会を継続的に提供することも目的としています。

“FCひがし”に所属する、中学生という感受性豊かな年代の健常者にとって、同年代の知的発達障害を持つアスリートと関わることは、サッカーの競技力の向上と同じく、彼らの人生において、とても有意義な経験になることでしょう。

社会がさまざまな障害を持つ人たちを自然な形で受け容れる“ノーマライゼーション”の達成には、健常者がまず、障害者の日常を理解することが必要です。ノーマライゼーションは、障害者の側からだけ働きかけて成るものではありません。健常者の側がいかに自然に障害者の世界を理解できるかの工夫が大切です。

      “FCひがし”の中川代表(右)と、SON・富山の井川HC

そのような意味からも今回、“FCひがし”が目指す社会貢献は、SON・富山を支援くださる活動の中で、双方の団体にとって、きっと大きな成果を上げることができるものと期待しています。(広報委員長、上原)

北日本新聞の記事
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080328/10992.html