第21回 地域リハビリテーションフォーラム

主催は、富山県高志リハビリテーション病院と県身体障害者更生相談所。12月2日(水)、サンシップとやまで開催されました。午前中は、富山国際大学子ども育成学部講師でフォーレスト八尾会理事の村上満さんによる講演でした。テーマは、「みんなが幸せを感じられる社会とは」。

このフォーラムは、従来は障害の中でも主に身体障害の人たちを中心とした話題が取り上げられてきましたが、今回、初めて知的発達障害の分野からということでスペシャルオリンピックス日本・富山にシンポジウムへの話題提供のお話があったものです。午後からのシンポジウムのテーマは、「自分らしく生きていくために」でした。

シンポジウムの座長は富山市障害者福祉センター相談支援専門員の柴田智恵さん。話題提供者は、全国障害者スポーツ大会に出場した富山市の県障害者スポーツ指導員の堀田英雄さん。工房あおの丘(魚津市)代表島先亜希さん。長い施設生活の後に近年自宅での自立生活をスタートさせた魚津市在住の中村薫さんと、SON・富山広報委員長の上原の4人です。

堀田さんは、自らのハンディを持ちながら大会に出場した経験から、多くの仲間たちに出会えたことが、その後の活動の原動力になっていると話されました。島先さんからは、地域に居るさまざまな人たちの笑顔に囲まれて、人と人の輪を大切にして活動している様子が紹介されました。中村さんは、学齢期に健常な同級生と同じ学校へ進めなかったことの口惜しさについて切々と話され、数十年の後に、やっと念願が叶って自宅での自立した生活をスタートさせることができたことが披露されました。


上原広報委員長は、多くの身体障害の人たちが自らの自立を自ら目指す一方で、多くの知的発達障害の人の自立は、その親に多くを負っている現状を説明しました。そのうえで、親は半ば当たり前のように障害福祉に取り組まざるを得ないところ、スペシャルオリンピックスを引っ張っている中心的なメンバーには、家族に障害者を抱えるわけではないボランティアの方々が数人居て、自分の活動のエネルギーは、その彼らの熱意に応えること、と説明しました。