報告 2025.9.29

2025年SON・石川夏季地区大会 競泳その1

2025年9月14日(日)、 金沢プール(金沢市磯部町八55) にて開催された「2025年第14回スペシャルオリンピックス日本・石川夏季地区大会」競泳競技に、SON・富山の競泳プログラムから、14名のアスリートが参加しました。

ちょうど北陸地方の空模様が不安定な時期だったので、天気予報や雨雲レーダーをこまめにチェックして当日を迎えました。

こちらの屋内交流広場前で待ち合わせ。

今回が初めての遠征というアスリートも多く、早起きして富山から移動してきました。

「おはよう!」「着いたねぇ。」見慣れない場所で仲間の顔を見つけると、みんなホッとした表情を浮かべていました。

会場の金沢プールは、落ち着いた色合いとモダンな外観で、まるで美術館のようでした。

思わず「わぁ、ステキ―」

卓球競技に参加する富山のアスリートとも合流し、全体での開会式です。

アスリート宣誓では、競泳アスリートが大役を務めあげてくれました。

アトラクションでは、SON・石川さんのエアロビックプログラムから「APT.」と「め組のひと」

楽しい気分になって、思わずおどり出す人も。富山のファミリーの間でも大変好評で「エアロビックプログラム、うちでも出来ないかね?」「やりたいよね!」「うんうん。」と大いに盛り上がっていました。

♪イキなこと 起こりそうだぜ ”めっ!”

その後、アスリート健康プログラムへ移動。

ヘルシー・アスリート・プログラム 略して(HAP/ハップ)

身体測定・血圧測定・耳鼻科・聴力検査・眼科・内科・整形外科・歯科・足部検診と、幅広い視点からアスリートの体をチェックされます。

「音が鳴ったら押してください。」
「はい、みせてね~」
「関節に痛みはないかな?」

ドクターに「よし、大丈夫!頑張ってきてね!」と力強く励まされると、アスリートだけでなくファミリーも心強いものです。

あるアスリートはランニングが大好きですが、そのせいか足裏にタコが出来て心配していました。ファミリーは削る以外の対処が必要と思っていたのですが、足部検診のドクターから、靴選びや爪の手入れなどの具体的なアドバイスを受けて「とても参考になりました。」と話していました。

改めて会場を見ていると、各界から多くのボランティアさんのご協力を得て、この大会が成り立っているのだと実感します。暑い中、本当にありがたいです。

いよいよ、競技会スタートです。

中に入った瞬間、アスリートもファミリーも「おおお~☆」「すごいっ!」

とても広くてきれいで、設備も充実。キラキラした会場の雰囲気にしばし圧倒されました。そして、このような所で泳げるワクワク感でいっぱいになりました。

上の写真。

銀色の山型の物は「クッションシート」です。長時間冷たい所に座っていましたが、おかげで負担が減りました。これに限らず、飲食物や必要道具の調達・運搬・管理など、マネージャーが事前に準備してくれていました。

また、撮影役のファミリーも裏方で細かい作業を担ってくれて、皆さんのご協力で現場はスムーズでした。

富山 ファミリー席

競技開始!

一番手のアスリート登場。みんなで見守ります。

「おかえりー!」

順次呼び出しがかかり、アスリートは集合場所へ移動します。「頑張って!」「いっておいで!」「大丈夫、いつも通りだよ!」みんなの声が響きます。

さあ、いくぞ!!

順次、表彰式が行われます。

メダルやリボンを胸に、「バンザーイ!!」アスリートは晴れやかな表情です。

間近でアスリートを見ていると、慣れない場所でもお互いに励まし合って、チームワークよく頑張っていました。明るいムードの中で競技が出来てよかったです。<その2へ続きます