報告 2020.3.16

【富山】一回だけのスキープログラム

今年の富山のアルペンスキープログラムは、記録的な暖冬のため、スキー場でさえも下部のゲレンデには雪が少なく(上部のゲレンデには雪はありましたが。。)、初心者や初級のアスリートが安全に滑ることができないとの判断で、結果的に土曜日プログラムが一回のみ開催、日曜プログラムは一回も開催できませんでした。

また、2月に北海道で開催される予定だったSOの冬季ナショナルゲーム(全国大会)に、富山のアルペンスキープログラムからも、アスリート2名、コーチ2名が参加する予定でしたが、新型コロナウィルスの危険回避のため大会が中止となりました。

スキープログラムや、ナショナルゲームを楽しみにしていたアスリート、コーチ、ファミリーらには、とてもさびしい事態となりましたが、自分たちではどうにもできない、自然やウイルスの驚異を知り、このようなこともあるということを体験できたと前向きにとらえて、また次回を楽しみにしていきましょう!!

今は、手洗いなど自分たちのできることをがんばりましょうね!

今年唯一のアルペンスキープログラムの様子と、 限られた人数ではありましたが、 富山のメンバーが池の平温泉スキー場で新潟の上越プログラムに参加させていただいた様子の写真を掲載します。


◆2020年2月9日土曜プログラム開催( 立山山麓極スキー場・極楽坂エリア )

前日からの寒波によりスキー場の下部ゲレンデにも十分な雪が降り、待望のプログラム(土曜)が開催できました。結果的に、この日が最初で最後の開催となってしまいました。日曜プログラムは日程と雪のタイミングが合わず、結局一度も開催されず終了しました

プログラムの開始時間までにスキーを持って所定の集合場所まで歩きます。これが、年配ファミリーにはつらいのだ。
準備体操
今年から使用した、新しい秘密道具。アスリートも安心して滑っています。

◆新潟上越プログラムに参加(妙高高原 池の平温泉スキー場)

2020年1月19日と1月25日の2回、 新潟上越の皆さんのご厚意で、池の平温泉スキー場での新潟上越プログラムに参加させていただけることになりました。ただ、今回は、さすがの池の平温泉スキー場であっても例年より雪が少なく、ブッシュが出ているところもあったので、安全のため、中級以上のメンバーの希望者のみ、自費参加という形になりました。
 今年からスキーをはじめようと張り切っていたアスリートや、どんどん上達している初級のアスリートらには、残念でした。
 参加できたアスリート、コーチ、ファミリーは大変充実した時間を過ごせました。上越の皆さま、ありがとうございました。
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 上越プログラムの皆さんには、これまでもたびたびお世話になっています。2008年の初の遠征プログラムの際も、受け入れてくださいましたし、4年前の2016年も、今年ほどではないですが暖冬で富山でのプログラムの開催が難しかった時、新潟上越プログラムに参加させていただきました(クリックでその様子のブログに飛びます)。いずれも、富山のアルペンスキープログラムとして希望者全員で参加しましたが、「雪ってあるところにはあるんだ!」と、池の平温泉スキー場の雪の多さにびっくりしました。上越のアスリートの上手さにもびっくりしたり、練習にぴったりの長距離コースに垂涎したり、プログラムの合間に、皆でそりで遊んだり、楽しい思い出になっています。4年前は、ちょうど、今年同様、ナショナルゲームの開催時期で、大会に参加するメンバーは、大会に向けた練習ができていなかったので本当に助かりました。本当にいつも、ありがとうございます。

上越プログラムの皆さんと富山プログラムのメンバー(右側の集団)
全長1750mのリフトがかかる長距離ゲレンデ。
上越のアスリートと合同で滑ります。素晴らしい眺め。
今年から、富山プログラムに参加した石川のアスリート(今、石川にはアルペンスキーPが無いそうなのです)。すごく楽しそうに滑るアスリートです。よろしくね♪
大角ヘッドコーチに個別特訓をうけているアスリート。北海道のナショナルゲームに参加予定でした。

来年こそは、富山のスキー場にも、たくさん雪が降ってほしいです。また、新型コロナウイルスの流行が早く収まり、通常の生活が送れるようになるよう、祈るばかりです。これからも、楽しくスキーをしましょうね。

<写真:佐藤・佐伯、記事:佐伯>