2023年11月12日（日）、「第23回富山県障害者スポーツ大会（卓球競技会）」に卓球プログラムから4名のアスリートが参加しました。晩秋らしく冷たい雨が降るあいにくの空模様でしたが、 会場の富山県総合体躯センター大 アリーナは終始、熱気があふれていました！

SON・富山のアスリートの中には県内支援学校に在籍している生徒さんも多くいます。この大会は在籍する学校からエントリーする場合もあり、学校の部活動から参加されたアスリートもいました。

　大アリーナにずらりと並べられた卓球台は28台。毎年の光景ですが、台の数の多さには毎回驚いてしまいます。設営には多くの方のご協力があってのこと、ありがたく思う限りです。

　開会式後、試合が始まります。順次、本部席からマイクで名前を呼ばれたら、二階の観客席からアリーナに降りていきます。ざわざわしている中で名前を聞き漏らさないよう、けっこう気を使います。この大会ではシングルスのみなので、アスリートはひとりで試合に入ります。緊張しないで日頃の練習の成果を出せるといいな、と思いながらも実は見ているファミリーのほうがもっと緊張してたりして（笑）

　トーナメント戦なので、負けると残念ながらそこで終了です。でも初戦敗退者のみ交流試合ということで、再度相手を組み直してもう1試合参加できました。ひとり2試合は確実に参加できるという仕組みでした。

　今大会では、福島さんが知的男子シングルス決勝戦まで進み、中山さんが知的女子シングルス3位決定戦に臨みました。福島さんは昨年に引き続き2度目の決勝、中山さんは初のベスト４進出の快挙！

　決勝と3位決定戦は会場のアナウンスで一斉にスタートします。準決勝からはそれまでの3ゲームズマッチから5ゲームズマッチになり、試合時間も長くなります。集中してがんばれ～～❕

　中山さんは惜しくも3位決定戦で敗れて4位、福島さんは決勝で敗れて準優勝という結果になりました。でも練習した成果は十分に出ていましたよ♪がんばりました！👏👏

　上位入賞の他にも、サーブがとっても上手に出せるようになったよ！ベスト16まで進んだ！👏👏👏それぞれのがんばりが光った大会でした。継続して練習するってとても大切ですね。いつのまにかこれまでできなかったことができるようになっています。 こつこつとこれからもみんなで練習していきましょう。

　最後になりましたが、大会ご準備から当日の運営までご尽力された関係者の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

〈記事・写真　福島〉