報告 2025.10.10

2025文化プログラム

今季も楽しいSON・富山の文化プログラム(音楽活動)が6月から月1で開催されています。今まで、全8回のうち、6月15日(日)、7月13日(日)、8月3日(日)、9月21日(日)の4回開催されました。プログラムの様子を報告します。

ご指導くださるのは、音楽療法士の道下先生、ピアノの中野先生、サポーターのマーシー(ニックネーム)さんです。今年もどうぞ、よろしくお願いします。


◆季節の歌

文化プログラムは、いつも、季節にピッタリの歌を歌って始まります。

6月は、「かたつむり」、7月は「うみ」、8月は「たなばたさま」(富山では、七夕祭りを8月にする地域が多いです)、9月は「赤とんぼ」という具合に、老若男女だれでも知っている、季節感あふれる歌で、始まります。歌を歌う前に、「今日は、○○の歌?」と予想をたててくるアスリート多数。

「たなばたさま(8月)
赤とんぼ(9月)

◆歌に合わせて

先生が、ミミズやミツバチ、あめんぼなどの生き物の絵をプラカードにして持ってこられました。なんでしょうか?そうです。今季のNHKの朝ドラ「あんぱん」にちなんで、やなせたかしさんの作詞、いずみたく作曲の 「手のひらを太陽に」に出てくる生き物です。 中野先生の伴奏で歌いながら、間違えずに自分のカードを出せるかな?挑戦したいアスリートにプラカードが渡され、曲が始まりました。

「歌に自分のカードの生き物が出たら、振ってね。間違えないでよ」うまくいくかな?意外と難しい?
ミミズだって、オケラだって、ミツバチだって~♪

◆体を動かしながら

同じく、朝ドラ「あんぱん」つながりです。「あんぱん」の主題歌RADWIPSの「賜物」。早口言葉みたいで、むずかしい歌だけど、毎朝聴いていたら中毒性があり、また聴きたくなる曲ですよね。「賜物」に合わせて体を動かします。
からだがほぐれて、ポカポカになりました~。ファミリーには特に、血流にいいと思います。毎朝、歌を聴きながら、体を動かしましょう。

「涙に用なんてないっていうのに~♪」
先生の手には、「あんぱんまん」の手袋が。。

◆ マジックテープ鈴 を使って

先生は、いつも、いろんな楽器を持ってきてくださいます。今日は、マジックテープ付のベルトに鈴が等間隔に並んでいる楽器(楽器名が分からないので、「マジックテープ鈴」と呼びます)をいくつもつないで、みんなで持ち、THE BOOM の「島唄」を歌いながら、曲に合わせて鳴らしました。

こういう楽器です。これをいくつもつなげて、長ーいベルトにします。
みんなで持ちます
「島唄」に合わせて、歌いながら、鈴を振ります。時には右へ左へと降ります。(一人でも間違うとうまく振れません(;'∀'))
「島 (左) 唄よ (右) 風に (左) 乗り~ (右) 届けて (左) おくれ (右 ) わたしの (左) なみだ~♪」
曲に合わせてみんなで鳴らして、楽しかった~。最後に、楽器のお片付けを頑張るアスリート。さすが!

◆立って体を動かします

時には、席を立って、マラカスや鳴子などの楽器を鳴らしながら、曲に合わせて体を動かします


◆アスリートがマイクで歌うことも

今日は、「少年時代」を皆で歌うことになりましたが、特に「この歌好き~、知ってる、歌いた~い」っていう顔をしているアスリートには、先生がマイクを渡してくれます。マイクで歌うと、声が響いて一段と気分が上がりますよね。もちろん、マイクのない他のメンバーも一緒に歌います♪

今日は、わたくしがマイクで歌いましょう
曲の最後には、素敵な音色のウインドチャイムを鳴らして締めます

◆ハンドベル

毎回、プログラムのどこかで、ハンドベルで演奏するシーンがあります。 今日の曲は、やっぱり、朝ドラ「あんぱん」関係で、皆の大好きな「あんぱんまんマーチ」。 あらかじめ、1,2,3の3つのコードグループにベルが分けられており、アスリートやファミリーに配られます。

中野先生の伴奏
先生の指示に従って、曲に合わせ、自分の番号がきたら鳴らします。「ここは、1ですよ~」
この部分は3のグループが鳴らします
曲が好きすぎて、思わず席を離れ、跳びはねていってしまうアスリートも。。

◆打楽器を使って

様々な打楽器を用意してもらって、皆、好きな打楽器を選びます。
7月は、 KANの「愛は勝つ」 、、 9月はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」など、毎回、懐かしい曲や、元気になる曲に合わせて鳴らします。気分あがります♪

「ここは、この楽器ですよー」先生の指示を間違えずに鳴らせるかな?
「ここは鈴でーす」
太鼓。太鼓の中には、実はゴミ箱もあります。でも、太鼓のようないい音が出ますよ
ゴミ箱たたくの楽しい~

◆手話をしながら歌います

文化メンバーの中に、手話の得意なアスリートがいることをきっかけに、毎回、手話をしながら歌を歌っています。もちろん先生は、アスリートのTさん。
 今年は、「翼をください」に挑戦中。昨年は、「ビリーブ」を練習しました。(昨年のクリスマス会で「ビリーブ」と「夢にむかって」を手話で練習し、発表しました。)

先生は、アスリートのTさん
「かなうならばー」 のところ

◆SON・富山応援ソング「夢にむかって」

必ず文化プログラムの最後に歌う歌、「 夢にむかって 」。
この歌は、2011年11月にSON・富山の応援ソングとして生まれました。 ←詳しくはこちら
作曲は、道下先生 、作詞は、SON・富山会員から広く言葉を募集して作られました。今まで トーチラン など、ナショナルゲーム、ワールドゲーム、地区大会に出場するメンバーを応援するイベントの際に、歌ったり、曲をかけたりしていますが、文化プログラムでも必ず最後に歌っています。数年前からは、歌う際に、手話もつけるようになりました。こちらは、中野先生の手話を見て、皆、練習中。

いつも、盛りだくさんの内容で、あっという間に1時間が過ぎます。こんなに長くブログを書いてしまったんですが、まだ紹介しきれません。
先生方、楽しいプログラム、いつもありがとうございます。
本当に楽しい文化プログラムです。皆さんもぜひ、ご参加ください。

<記事、写真:文化Pファミリー広報 S>