【富山】(4年前の報告)NG新潟その2 アルペンスキー
4年前、広報委員の手違いで未公開のままだった、2016新潟ナショナルゲームの記事を、追加編集して、回顧記事として、 「開会式、HAPの様子」、「アルペンスキー競技の様子」、「フロアホッケー競技、閉会式の様子」の3回に分けて 公開しています。この記事は、その2のアルペンスキー競技の報告です。
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◆宿に到着
今回お世話になった宿舎・湖畔荘(横から撮影した裏側の風景)です ↓ 。湖畔荘は 、上の原公園のお松の池の湖畔にある、天然温泉と山菜料理が自慢の静かな宿です。宿の裏側には写真のような用水があります。雪深い南魚沼地方特有の風景で、雪を解かすための昔からの知恵です。しかし、着いたその晩、その用水でちょっとした事件が。。(後述)
スペシャルオリンピックスの大会では、各チームにDAL(デリゲーション・アシスタント・リエゾン)という、地元のボランティアが付いてくれます。一緒に宿泊や飲食をも伴にして、 アスリートとコーチが競技に専念できるようサポートする役割を担ってくださるのです
◆ちょっとした事件
夜遅く、 8キロほど離れたスキー場近くの会議場に ヘッドコーチミーティングに出掛けた山梨のヘッドコーチと 富山のさえきヘッドコーチが帰ってきました。大会本部が用意してくれたシャトルバスで帰ってきたのですが、地元の運転手の方が、親切に宿に少しでも近い裏口付近で降ろしてくださったので、二人は宿の裏口に向かいました。しかし、夜遅いので、裏口は施錠されており、表に回ろうと歩き出したとたん、富山のさえきコーチの姿が消えました。暗い中、道と間違え、上記写真の用水に落ちてしまったのです。山梨のヘッドコーチが大慌てで、宿の方を呼んでくださり、無事助け出されました。幸いケガもなく、ずぶ濡れにはなりましたが、すぐに宿の天然温泉に入り、風邪をひくこともありませんでした。濡れたカバンやジャンパーやウェア、靴は宿の女将さんと大女将さんが、丁寧にストーブで乾かしてくださり、本当に助かりました。 皆さん、お世話になりました。
◆大会の様子
いよいよ大会の日が来ました。初日(予選)は、晴れて景色が素晴らしかったです。次の日の決勝戦は、雨が降りガスが掛かって見通しがわるくなった中、アスリートは皆、頑張って滑りました
コースの様子です↓。ふもとのほうには、クロスカントリーのコースも小さく見えます。
実は、2020年ほどではありませんが、新潟NGのあった2016年も日本中が雪不足で、いつもは雪がたっぷりある五日町スキー場も、雪がぜんぜん足りませんでした。が、この大会のために、自衛隊や地元の皆さんが雪を運んでスキー場を整備してくださったのです。ありがとうございます。
◆滑走
さあ、本番です。練習したことを発揮して、楽しんで滑ってね
◆表彰式
予選、決勝ともアスリートは自分らしく元気に滑りました。皆の頑張りが表彰されました。
タクミくん(6位入賞)の表彰式は、盛り上がりました!!
まず、このディビジョンの表彰式のプレゼンターが、ミスユニバースの森理世さんということ?(すごーくきれいでしたー♪)
それと、表彰式の入場並びが先頭だったタクミくんは、いちばん高いところがよかったのか、はじめにそこに登ってしまいました。会場のみんなは思わず笑顔に(笑)
皆さんのサポートのおかげで、無事大会を終えることができました。各自、「完走する」、「メダルを取る」、「集中して大会に参加する」、「コーチのお話をちゃんと聞き、ルールを守る」、「チーム仲良く過ごす」、「全国の友達をつくりたい」など、それぞれ、自分なりにいくつか目標があったと思いますが、皆、なんらかの目標を達成し、得るものがありました。とても良い経験になりました。ありがとうございました。
選手団交流会では、地元の小学生の皆さまから、自分たちで育てた、日本一美味しいという魚沼米をプレゼントされたり、音楽発表があったりと、温かく迎えていただいた地元の皆さま、ありがとうございました。
閉会式は、フロアホッケー等が行われていた朱鷺メッセ会場と映像を結んで行われました。閉会式終了後、バスに乗り帰路へ。帰りのSAでフロアホッケーのメンバーとも合流し、お互いの健闘を称えあいました。
楽しく充実した時間でした。応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
次記事に、フロアホッケーと閉会式の様子を紹介します